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2016年1月7日木曜日

自撮り追尾型ドローンLilyの発売が延期

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Lily's smile cute. But supporter must be tolerant.


昨年話題になった自撮り用の追尾型ドローンがLilyです。

予価は999ドルで発売予定ですが、2015年6月15日までのプレオーダーでは499ドル。
半額で手に入れることができるので相当悩んだのですが、初物でしたのでちゃんと製品ができてからにしようと思い見送りました。

当初は出荷開始は2016年2月となる見込みでしたが、2016年の夏にずれ込みました。

普通であればちゃんと製品が送られてくるだろうか?と不安になるところですが、やはり開発にはさらなる資金が必要なようで、2015年の9月に大型の資金調達を予定していることが明らかになりました。

Lily Robotics社は、1550万ドルのシリーズA資金調達を予定していましたが、直近で1400万ドルの資金調達がクローズした模様です。(主な出資者は、Spark Capital, SV Angel, Stanford-StartX Fund, Steve Aoki and Joe Montana:ソース techcrunch.com

Twitter等にも出資したSpark Capitalらの評価では、Lily社の市場価値は1億ドルとされています。また、Lilyは昨年既に100万ドルのシード資金を調達しています。


Lilyは撮影ターゲットから一定の距離を維持するように自立飛行をします。

飛行高度は1.7m~15m、距離が1.7m~15m。一定の速度で移動する撮影ターゲットを三次元的に追尾しながら、撮影する自立飛行管理が必要です。

カメラは、1080p・60fps / 720p・120fpsで、4kのような高画質を追い求めるのではありませんが、ブレのない映像を撮影する必要があります。発売延期の理由はこのあたりの飛行制御ソフトウェアの開発が難航しているのかもしれませんね。

自動追尾型のドローンはある意味理想とするところなので、是非発売にこぎつけてもらいたいところです。

クラウドファウンディング等で資金を集めて製品開発をする手法は、今後ますます一般化しそうですが、そこにはリスクがつきものですから話題性もさることながら目利きも大切になってきますね。





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