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2016年6月10日金曜日

初代7D使いがD500でもα6300でもなくFZ1000を導入した理由(その2)

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Road map for 8K.

8Kは当然ながら放送関連プロフェッショナルの話。4Kは約800万画素ですが、8Kとなると約3300万画素になります。8Kで60fpsでストレスなく撮影できる撮影機材があったら、60コマ秒を無限連射できるということになります。

8Kで撮影した動画から切り出した画像は約3300万画素です。
夢のような話ですが、2020年にはオリンピックがあるんですよね。2016年の2月にCanonは1DX Mark2を発表しましたが、ロードマップ的には2020年にMark3?が出てもおかしくはない。

そういうことを頭に置いたときに、「いまから4Kフォトやっとかないと・・・」となりました。

そこで、4K撮影可能な機材探しということになるのですが、手持ちでもっているのはGoproとXperia Z3しかない・・・。GoproもXperiaもセンサーサイズは1/2.3インチ。両機ともワイドなレンズを使っているので、ジンバルを使って気軽に撮影するくらいは良いのですが、ロングレンジは無理。

そこで出てきたのがD500で、APS-Cサイズのセンサーに4K30fpsでの撮影が可能。次に出てきたのがα6300でこちらもセンサーサイズも同じで4K30fpsが可能な仕様でした。

Canon 1DX Mark2、NIKON D500、SONY α6300をCP+2016で触ってみた感触では、1DXは素晴らしい性能だけど、きわめて高額。D500も初代7Dに比べれば静止画は素晴らしい性能だけど、ライブビューのAFが動態追従に関してはいまいちな印象で、動きものというよりはロングレンジでじっくり撮影するといった利用ニーズに合いそうな感じ。

4K60fpsあればその弱点を補って余りある魅力だったのかもしれませんが30fpsのみ。

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α6300は動態追従性能は素晴らしく文句のない仕上がり。でも、オーバーヒート対策ができていないので、撮影機会を失う不安が大。

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CP+2016の感触では、GH4+LEICA DG 100-400mm / F4.0-6.3 ASPHの感触はよく、35㎜換算では200-800mmという仕様になるので「ロングレンジも稼げる」と思ったのですが、「次期GH5?では6KPhotoができる」という報道もあり、6Kだと約1800万画素だから初代7Dとほぼ同じということでしばらくは様子見かな?というところに落ち着きかけました。

D500とα6300はマウントの追加になり、画角が稼げるマイクロフォーサーズ機はまだ姿形を表していない・・・。と思っていたところ、ふと候補に出てきたのがFZ1000でした。2014年発売なので最先端ということではないのですが、4K動画機と考えて費用対効果から見ればそのポテンシャルは恐ろしく高い。(そして値段は4K動画機+400mmレンズと考えるとものすごく安い。)

FZ1000は静止画で25mm-400㎜ f2.8-f4.0、4Kの場合は31~496mmの光学ズーム、iAズーム端にいたっては1184mmとなり超望遠が気楽に撮影できます。1インチセンサーで画素数は2010万画素となるとマイクロフォーサーズ機よりも画素数は上。

画質の良いLレンズクラスの400mm端のズームレンズを買おうと思えば、単焦点でも10万越えをする中で、FZ1000であればなんと6万円程度で1200mm近いテレ端を手に入れることができます。

それでいて、FZ1000は超望遠域で4K動画に4Kフォトを試すことができるという、なんともコストパフォーマンスの高いカメラで、各メーカーの開発ロードマップと個人的な要求仕様(寒冷地でのバッテリーライフ他)を満たし、マウントの追加も必要のないという、ニーズにドンピシャのカメラだったというわけです。

この記事を書いている時点ではすでにディスコンになっているので、購入はほんとにぎりぎりのタイミングでした。







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