2016年6月2日木曜日
初代7D使いがD500でもα6300でもなくFZ1000を導入した理由(その1)
The reason is that FZ1000 is a multi role machine.
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EOS 7Dの代替機としてD500やα6300を検討してきましたが、ここにきて7Dをもうしばらく延命させつつ、FZ1000を導入しました。
戦闘機の世界ではマルチロール機というのがありまして、戦闘機と攻撃機の両方の役割を兼ね備えたものを言います。現在のカメラ構成から考えて、FZ1000はそれにうってつけの仕様だったというわけです。
このところの撮影シーンを考えると、山岳エリア、雪山、アイスクライミング、航空ショー、撮り鉄、旅行、などがメインになっています。ほとんどのアクティビティーにはなんらかしらのカメラを持って行っていることになるのですが、撮影シーンによっては実にカメラに厳しい場所もあり、カメラに求める要求水準が高かったりします。
重要なのは耐寒性とズーム機能
まず厳しいのが雪山。大抵はマイナス10度くらいになるので、電池の電圧低下が激しい。
これまでは、2010年頃発売のオリンパスのタフシリーズやSONYのカメラを使ってきました。仕様ではマイナス10度まで耐えるという触れ込みですが、ショット数はせいぜい10枚シャッターを押せれば良い方です。
今年のアイスクライミングで、まともに撮影できたのはGoproでした。しかし、外部バッテリーを保温しながら給電しての撮影であったことと、もともとアクションカメラなので画角が広すぎて被写体を狙うような撮影にはあまり向きません。
FZ1000に関しては、いくつかのブログで「オーロラの撮影で問題なかった」、といったものや、「極寒の北海道でも問題なく使えた」、というレビューを見かけたことがプラス材料になりました。CP+でパナソニックの担当者に聞いても、一応は適応温度はありますが、と断りをいれたうえでしたが、特に問題なく使えるといったコメントがあったりしたのも大きかったです。
また、比較的大きめの1インチセンサー+レンズ一体型で軽量であること、レンズが25mm~400mmと高倍率であることなどから、耐寒性とズーム機能の二つを兼ね備えたモデルであったことが大きな要因になりました。
コスパも最高
この観点では、GH4やOM-D EM5Mk2なども候補にあがりました。もともとマイクロフォーサーズレンズも持っているのですが、超望遠クラスのマイクロフォーザーズレンズに投資をするのも悩みどころだったので、一体型のFZ1000はコストパフォーマンスの観点からも導入のし易いマルチロール機として持って来いだった、というわけです。
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