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2016年2月11日木曜日

Panasonic GH4 基本性能の再確認

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GH4 has been a basic 4K video cam.

2016年発表のハイエンド市場向けデジタルカメラでは、4K動画機能が標準になってきている感じですね。4K動画機の先駆けといえばPanasonicのGH4になりますが、予想されるGH5は2017年まで登場しない、という噂が出ています。

かわりに大幅なファームウェア更新という中継ぎのリリーフ登板で、GH5までをつなぐという考えのようです。

SONYのα6300は価格も手頃であり、APS-Cセンサー&4K動画機能に強いカメラということで、非常に魅力があります。SONYとしてはEマウントレンズの普及役を担わせるためにあえてボディーの価格を下げてきたのかもしれませんね。

最大ライバルのPanasonicとしては、このα6300に対抗するためのファームウェア更新ということでしたら、価格的にこなれてきているGH4もまだまだ魅力のあるカメラといえそうです。




機種
GH4
センサー関連
有効画素数
1605万画素
センサーサイズ
4/3インチ(マイクロフォーサーズ)
センサー特徴
Live MOS センサー
ファインダー視野率
約100%
画像処理エンジン
ヴィーナスエンジン
シャッター関連
シャッタースピード
60~1/8000 秒、B(バルブ 最長 約60分)
連続撮影速度
連続撮影可能数(RAW)
約40枚
連続撮影可能数(JPEG)
約100枚
常用ISO感度
100-25600
最高ISO感度
-
フォーカスポイント
49点
クロスタイプセンサー
-
検出範囲
EV -4~18
動画関連
動画記録画素数
3840x2160, 29.97p記録, 100Mbps
1920x1080, 59.94p記録, 200Mbps
フレームレート
30p(4K UHD)
映像記録方式
MP4 / MOV / AVCHD Progressive / AVCHD / V-log
その他機能
液晶モニター
稼働式3.0型
モニター解像度
約104万ドット有機EL
タッチパネル
静電容量方式タッチパネル
USB端子
USB 2.0 High SPEED マルチ
HDMI出力端子
Wi-Fi
Bluetooth
-
GPS
-
撮影可能枚数
約530枚
質量
約560g

動画撮りの場合、AF速度が肝だと思いますので、各メーカーは特徴のあるAF方式を採用しています。GH4の特徴は空間認識AF。



デジタルカメラ兼動画機選びの場合、基本性能を求めつつどのような撮影をすることが多いのか?が機種選びの最大のポイントで、現在のような4K移行期でこそ、撮影嗜好とマッチした選択が欠かせないと思います。

撮影嗜好は「これから何を撮りたいか?いままで何を撮ってきたか?」がポイントで、記録時間の多い状況に合わせて機種を選ぶ必要がありますね。

筆者が特に気にしたいのが4K動画撮影時のバッテリーの持ち時間。

特に厳しい寒さ(マイナス10度以下)の状況での撮影時間は、カメラの基本性能以上に気になるところです。バッテリーが持たないと爆速AFも素晴らしい高感度特性も4K動画も意味がありません。


これは、マイナス12度以下の冬の八ヶ岳でのアイスクライミングの様子です。SONY製のタフカメラでの撮影ですが、バッテリーは長くても1分程度しか持ちません。(保温すればまた使えるようになりますが・・・。)

GH4は極寒のオーロラ撮影でも一晩問題なく使えた、という話も聞きますので、厳しい気象状況での撮影に力を発揮してくれるかな?と期待する部分もあります。


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