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2016年2月28日日曜日

CP+2016 ショートレビュー:動画兼用機としてのEOS 80D

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Dual pixel CMOS is powerful solution.


CP+2016のキャノンブースでは、EOS 1DX MarkIIのデモの隣でEOS 80Dが展示されていました。(個人的にはEOS 7D MarkIIを試しかったのですが…。)

パワーズームアダプターPZ-E1も用意されていたので試すことができました。

第一印象は、良い意味で「これでミドル機か~。」というもの。初代7Dユーザーから見れば、連射機能こそ1コマ秒分遅いものの、他は(当たり前ですが)すべての面で上回っています。

特に、AF性能は非常に優秀でかなりのレベルで動態追従をしますし、近接から遠望への切り替えでもピントの迷いはありませんでした。

やはりデュアルピクセルCMOSAFは強力で、センサーレベルで位相差を実現しているというのは大きな強みになりますね。特にライブビュー撮影時には真価を発揮するセンサーだと思います。体感的にはコントラストAF機とは雲泥の差だと思います。

EOS 80DとセットレンズにパワーズームアダプターPZ-E1を取り付ければ、電動ズーム機能付きの、最高FULLHD60fpsの動画機として充分に使うことが出来ます。

こうなってくるとバリアングル液晶の強みが生きてきますね。

担当者さんに思わず「なんで7D MarkIIにバリアングル液晶つけなかったのですか?」と言ってしまいました(笑)。

ただ、どのみち動画嗜好が強くなってくると本体のエンコードでは不満が出てくるもの…。となれば外部レコーダーは必須になってきます。

バリアングルの無い7D MarkIIに外付けのモニター兼外部レコーダーを装着すれば、Pro-resで記録してその後編集することもできますので、スチルとしての高速連射機能が欲しい、ハイレベルな動画嗜好のキャノンユーザーは7D MarkII、という住み分けになるのでしょうね。




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