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2016年2月2日火曜日

4K60fps搭載、Canon EOS 1DX MarkII登場

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The flagship has come.

キャノンのフラグシップモデル、 EOS 1DX MarkIIが発表されました。プロ向けカメラだけあって機能てんこ盛りですね。連写性能が最高16コマ/秒(ライブビュー撮影時)、ファインダー撮影時は14コマ/秒で、前機種の12コマ/秒よりも上回っています。

有効画素数は2,020万画素デュアルピクセルCMOS、画像処理エンジンはDigic6+を2機搭載しています。

常用感度は最高ISO51200、拡張で最高ISO409600相当まで対応しています。AFセンサーは61点測距と旧型と同じ数ですが、すべての測距点でF8対応です。この改良はエクステンダーを使った点で有利に働きますね。

また、旧型比で周辺測距点を最大約24%、中央部を最大約8%拡大しています。

4K動画は60fpsに対応です。また、4Kフレーミング(動画撮影後に4K、880万画素を1コマ切り出し)に対応していますので、「速い被写体のシャッターチャンスを逃さない」というコンセプトを感じさせますね。(ただし、4K動画の記録はMotion JPEGです。)背面液晶もタッチセンサーを搭載していますので、AIサーボIIIと合わせるとピント追従性は非常に優れているのではないでしょうか。

まさに旧型からの正常進化、という感じの仕上がりですね。デュアルピクセルCMOSは、動画に強いCMOSセンサーでAF速度が速い為、Chinema EOS 300 MarkIIにも搭載されています。 

EOS 1DX MarkIIでは4K動画はRAWで記録できないため、Chinema EOSシリーズとの差別化がなされていますね。また、デュアルピクセルCMOSを使ってきたことで、次期EOS 5D MarkIVとのセンサーレベルでの差別化も図られそうな気がします。






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