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2016年9月20日火曜日

GOPROとNIKONの新アクションカメラ

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PHOTOKINA2016で発表されたGH5とα99II以外での気になる製品はGoproとNikonから発表されたアクションカメラ。



まずは、Goproから久々の新製品。
-Hero5 Black
-Session5 Black
-Karma Dorone



Nikonからは新しいアクションカメラシリーズ。
-KeyMission 360
-KeyMission 170
-KeyMission 80

それぞれ、しばらく前から出ると言われていたのですが、待っていた人からすればようやくという感じでしょうか。

注目はなんといっても、Karma Droneですね。GoproはDroneでは後発だけに、Karmaシリーズはパッケージングが素晴らしいと思います。特に手持ちスタビライザーがついてHero5 Blackのパッケージで$999というのは安い。

パッケージングが小さくまとまっているので、DJIのシリーズとは明確に差別化されていると思います。

あとはDroneとしての性能がどうなのか?フライト時間やフライト制御、撮影まわりのアプリケーションの利便性が気になるところですね。

NikonのKeyMissionシリーズは、撮影ニーズ毎に製品を分けてきたのが特徴ですね。
それぞれ防水・耐衝撃・耐寒・防塵性能を備えていて、KeyMission 360は文字通り360度撮影ニーズ用。

KeyMission 170は既存のアクションカメラにはない付加価値を盛り込んだ仕様。
KeyMission 80はスマフォではできないことを実現することを利用者に提案する、といった製品区分でしょうか。

個人的に気になる点は、KeyMission 170やKeyMission 80がUSB給電しながら撮影が可能かどうか?冬山でどの程度バッテリーが持つか?とったタフ性能が気になります。

4K動画撮影時の寒冷地撮影って、結構バッテリーには厳しいんですよね。








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GH5開発発表とα99IIの発表

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フォトキナ2016に向けてPanasonicとSonyからフラグシップ製品の発表がありました。

まずは、PanasonicのGH5の開発発表。


GH5の最大の魅力は、静止画6Kフォトと動画4K60fpsでしょう。動画に関しては、4:2:2 10ビットで4K動画記録が可能になります。


気になるセンサー性能は?AFSの精度は?動画撮影時のボディー内手ブレ補正の精度は?等々、気になることはありますが、主要な基本性能は押さえられましたね。

2017年春発売予定とのことですから、ここからどの程度煮詰めてくるのか引き続き注目していきたいと思います。

また、SONYからはAマウントのフラグシップ、α99IIが発表となりました。

こちらは製品発表で、仕様はフィックスされており2016年11月頃発売予定。

気になるスペックは、
・4200万画素ローパスフィルターレス
・最大12コマ/秒(AF追従)
・5軸手ブレ補正
・ハイブリッド位相差AF(AF79点、位相差399点のハイブリッド方式)
・ISO102400、-EV4でAF合焦性能
・フルピクセル4K動画(ビットレートはXAVSで100M)
・S-log3/S-gumt3
・4k×1.8倍のSuper35モード搭載

Canonの1Dx MKIIや5D Mark IVともNikonのD5とも違う、動きモノに強いフルサイズ4K動画機ということでAマウントの復権となりそうなスペックですね。

動画機の観点から見れば、PanasonicもSONYも負けられない戦いといったところで、プロ市場で繰り広げられている開発競争がコンシューマーレベルにも降りてきた感じで、少なくとも8K時代の到来までは、Canonもあわせた三つ巴の熱い戦いが見れそうな感じですね。



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2016年9月11日日曜日

GH5は5D Mark IVキラーになるか?

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GH5 beats 5D Mark IV?

久しぶりの投稿です。この夏の大きな話題といえば、Canonから正式に5D Mark IVが発表されたことでした。


一時は、機材を全部下取りに出して追金で調達か?というところまで検討しましたが、結論的にはMark IVは見送りです。 

物足りなかったのは2点。

-連射性能が思いのほか低かったこと。
-動画性能が4K 30fpsに留まったこと。

トータルバランスが優れた機種ではあると思いますが、Mark IIIユーザーから見て買い替え対象にはなりにくい。この価格ですとMark III以上に静止画性能が欲しければ5DsRになりますし、連射性能が欲しければ1DX MarkIIになります。

となれば、7D → 7D MarkIIが順当な買い替えサイクルになり、動画はFZ1000の4K 30fps、という機材構成になります。

7D MarkIIがファームアップでF8対応のAF範囲が広がれば、その可能性は極めて高くなりますし、仮にならなかったとしたら、7D → 80Dということもありますね。

5D Mark IVの素晴らしいところは、デュアルピクセルCMOSを使って画素数を増やしてきたところではありますが、せっかく画素数を増やしても連射性能はそこまで高くはないので、2016年9月現在では価格アップほどの魅力は感じづらい結果になっています。

一方、ここにきて俄に注目度があがってきているのがGH5です。

市場の噂レベルですが、GH5の目新しいスペックはだいたいこんな感じ。

-20MP センサー
-6K 30fps(ただし、動画ではなく6K フォト)
-4K 60fps(動画)
-4K 4:2:2 10bit内部記録

動画に強いボディー、ということになりますが、6k 30fpsって、1800万画素30コマなので連射にも強いということになりますね。これがRAW記録されるのかどうかが注目点の一つ。

次はセンサーとAFということになりますが、おそらくは像面位相差AFではなく、空間認識AFでコントラストAFを煮詰めてくるものになるのでしょう。

PanasonicのAF性能については、FZ1000を利用しているので癖も含めてよくわかります。4K 30fpsを安定的に撮影する為の総合的な動画性能は申し分ないのですが、被写体によってはAFの癖が気になるものも多々有ります。



GH5はセンサーCPU性能を大幅に高めるという噂もありますので、センサーレベルではなく、周辺の処理能力向上でAF精度や画像処理能力を高めてくるのではないかなと思っています。このあたりの精度も注目点の一つですね。

GH5はおそらく15~20コマ/秒くらいの連射性能になるはずですが、AF性能(特に動体追従)が弱くては意味がないので、そのあたりはきっちり対応してくるのではないかと期待しています。

GH4は動画性能では5D MarkIIIを凌駕する性能を誇りました。しかし、5D Mark IVにデュアルピクセルCMOSの性能でGH4のアドバンテージはほぼ無くなりました。(それでもLog収録ができるのはGH4の強みではあります。)

はたして、GH5は5D Mark IVキラーになるのでしょうか?

GH5は今月中の発表が予想されておりますので、その性能に期待したいところです。












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