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2016年3月6日日曜日

α6300はシネマカメラになるか?

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Professional user may like this spec.

α6300をCP+2016で実機を触れた限りでは、4K動画の本体内記録では放熱処理により撮影時間に制限があるものの、それ以外の機能では卓越した性能を見せていました。

4K動画の本体内での記録に制限があるのは、Xperia Z3ユーザーであれば慣れている(?)事象で、初代7Sの4K動画記録では最初から外部レコーダーの利用を前提としていました。(A7 SIIでは本体内記録が可能になっています。)

α6300のスペックを見ると、最初から編集を前提としている機能を備えている点に興味が惹かれる点です。

・6K相当の画素数を読みだして4Kで活用
・425点全面位相差センサーの4D FORCUSにより精度の高いAFを実現
・最高ISO51200の高感度性能
高ビットレートXAVC Sを採用。4K 30p時で最大100Mbpsのビットレートで記録
S-Log3、S-Log2ガンマ採用。13階調のコントラストで撮影可能で幅広いカラーグレーディングに対応

これらの機能をAtmosのSamurai BladeやNinja Bladetといった4K対応の外部レコーダー活かせば、全面位相差センサーによる高速AFを活かしつつ、豊富な情報量を持つ動画を記録することが可能になります。



SONYの狙いはBlackmagic Cinema Cameraの市場をα6300で崩していくことかもしれません。
フォーサーズ規格よりはAPS-Cセンサーのほうが描写力が高いとすれば、あとはEマウントレンズの性能次第ですね。

果たして、α6300がポストプロダクションを前提としたプロ、セミプロ向けの動画撮影機として評価されるでしょうか?

このカメラでシネマカメラのプロニーズをどこまで取り込めるか?発売後の動向が楽しみですね。


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